中耳炎の時は酸素カプセルに入らないように注意!

疲労の回復、怪我の治療促進などの効果があることで知られている酸素カプセル。最近の健康ブームには欠かせない存在ですよね。「入れば健康になる」というイメージの酸素カプセルですが、いつ利用してもいいというわけではありません。ある病気にかかっている時には、酸素カプセルには入らないほうがいいのです。その病気とは、中耳炎。この記事では、中耳炎の症状、治療法、酸素カプセルを避けるべき理由について紹介しています。

中耳炎とはどんな症状?

中耳炎は、子供も大人もかかる可能性のある耳の病気です。お風呂やプールなどで耳の中に水が入ることが原因と思われている場合も多いのですが、それは間違いです。実は、この病気の主な原因となるのは風邪なのです。人間の耳と鼻は繋がっています。風邪を引いている時に鼻で増殖したウイルスが耳に侵入し、耳の中の中耳という場所で炎症を起こすことで発症します。中耳とは、耳の中の鼓膜のあたりのことで、子供の時にはこの中耳と鼻の距離が近く、風邪を引くとウイルスが耳に侵入しやすいので、より注意が必要です。代表的な症状としては、耳の中、鼓膜の奥が炎症を起こして膿がたまります。それに伴って、耳の痛みと聞こえにくさが起こります。また、炎症に伴い、発熱や「耳だれ」と呼ばれる、耳の中から膿が出てくる症状が起こることがあります。

中耳炎を治す方法

中耳炎は、治るまでに長い時間を要する病気です。少なくとも完治までに1ヶ月はかかります。もしも中耳炎かもしれないと思ったら、すぐに耳鼻科を受診しましょう。初期の症状である耳の痛みに対しては、耳の周囲を冷やすなどの処置をしますが、もしひどく痛む場合は痛み止めを服用します。耳の中で膿が増えると、耳だれが起こります。この時に耳の外に出てきた膿はふき取るようにし、清潔に保つことを心がけましょう。炎症がひどい場合は、抗生物質を服用します。中耳の奥に溜まった膿は、鼻を通っても流れていくので、鼻の通りをよくすることが大切です。この病気を完治させる上で最も重要なのが、治るまで耳鼻科に通い続けるということです。中耳炎は、膿が完全になくなるまで治療を続けないと慢性化する恐れもあり、注意が必要な病気です。

酸素カプセルに入るのをやめたほうが良い理由

酸素カプセルでは、カプセルに入ることで通常の呼吸よりも効率的に酸素を身体中に供給することができます。ただカプセルに入るだけなので、中耳炎にかかっていても問題はなさそうに思えますよね。しかし、酸素カプセルは耳に負担をかけることもあります。カプセル内が高気圧になるタイプのものだと、耳がつまったような感覚になります。その時に「耳抜き」ということをしなければなりません。この耳抜きが上手くできないと、鼻やのどのウイルスが耳に入り中耳炎を引き起こす可能性があるのです。既にこの病気にかかっている場合、中耳に溜まっている膿が気圧の変化によって流れ出たり、治りかけていたものが、耳抜きが上手くできないことによって再発したりという可能性もあります。病気が完治するまでは、酸素カプセルには入らないようにしましょう。

まとめ

身体を健康に保つ手助けをしてくれる酸素カプセル。単にカプセルの中でじっとしていればいいだけなので、多少具合が悪くても大丈夫と思ってしまいがちです。しかし、カプセル内の気圧の変化によって、中耳炎の発症を誘発したり、悪化させたりすることもあります。中耳炎自体は、きちんとした治療で完治する病気です。もしも中耳炎かもしれないと思ったら、必ず耳鼻科を受診し、完全に治るまで治療を続けましょう。健康のための酸素カプセルで、病気を悪化させてしまっては本末転倒です。普段から体調によく気を配り、無理をしないで酸素カプセルを利用しましょう。