病院で酸素カプセルを利用すると保険は適応されるのか

酸素カプセルを利用する目的は人によって様々であり、利用する場所も人それぞれです。中には治療の一環として医師の指示の元で利用するという方もいます。そんな時、健康保険は適応されるのでしょうか?利用料金は決して安いものではありませんので適応されるかどうかというのはとても重要な問題ですよね。

 

どのような場合に適応となるのか、適応してもらうためにはどうしたら良いのかについて見ていきます。治療の一環としての利用を予定している方はぜひご覧ください。

 

病院での酸素カプセル治療

酸素カプセルを利用することが出来る場所はと考えた時、まず始めに思い浮かぶのは専門のサロンではないでしょうか?ですが病院の中には治療の一環として取り入れているところというのがあります。取り入れているところが多いのが整骨院です。整骨院には慢性的な身体の痛みや、怪我などで苦しむ患者さんが多くいらっしゃいます。

 

そういった方には酸素カプセルの疲労回復効果や、血行促進効果、怪我を早く回復さる効果、細胞の活性化をさせる効果などが非常に有効に働きます。リハビリを行っている方などは、その補助的な役割としても利用されています。その他にも酸素を十分に取り込むことは体内の細胞を活性化し、血行をよくしてくれますのでそういった効果を期待して内科や脳外科など様々な診療科で取り入れられています。

 

免疫力の向上に繋がりますので、慢性的な不調に悩んでいる方にも良い影響を与えるとされています。

 

保険は適応されるの?

酸素カプセルを利用するには安くはない費用がかかりますので、利用する方が気になるのは健康保険が適応されるのかどうかということではないでしょうか?結論からいうと一般的な酸素カプセルはあくまでも健康器具であり医療器具ではありません。

 

いくら何かしらの不調や症状の改善のために利用しているとはいっても、それは医療行為とはみなされませんので健康保険は適応されません。病院で治療を進められたとしても、基本的には自費診療扱いとなります。

 

しかし一部の疾患については保険適応疾患として認められているものもあり、対応している医院で医師の指導の下で利用する場合には保険適応になる場合があります。

 

高気圧酸素治療は保険適応

酸素を多く取り入れる治療として酸素カプセルと同じように捉えられてしまうものの一つとして高気圧酸素治療があります。一見同じようなものに感じるかもしれませんが、高気圧酸素治療は列記とした医療行為です。酸素が不足することが関係する疾患に効果があるとされていて、一酸化炭素中毒や脳梗塞、腸閉塞などの治療も出来ます。

 

2つの大きな違いは、カプセルの中の気圧と治療時間です。高気圧酸素治療では2気圧で1時間程治療を行います。酸素カプセルでは1.3気圧程度で30分から40分となっています。急性末梢血管障害や急性心筋梗塞 、急性動脈・静脈血行障害、減圧症などのいくつかの疾患に関しては健康保険適応疾患とされていますので、こういった疾患の治療のために利用する場合には保険が適応となります。

 

まとめ

酸素カプセルは専用のサロンの他にも整骨院や総合クリニックなど病院でも治療の一環として取り入れられています。病院で行うとなると健康保険は適応されるのかということが気になりますが、酸素カプセルはあくまで医療器具ではなく健康器具ですので医療行為とはみなされずに健康保険は適応されません。

 

しかし高気圧酸素治療として、適応疾患として認められたものの治療のために医師の指示の下で利用する場合には医療行為とみなされ健康保険が適応されることになります。