高気圧酸素治療とはどんな治療方法?

酸素カプセルと高気圧酸素治療とは一体何が違うのでしょうか。ここでは高気圧治療を受ける際の流れや、どういうった症状に使われているかをご紹介していきたいと思います。また、その期待できる効果や治療を受ける際に、注意する点などについてもいくつかふれていきます。酸素カプセルより濃い濃度の酸素を扱うので、それを行うには専門技士が必要となります。また、必要かどうかは医師が判断する場合がほとんどですので、体の調子が悪い方はまず病院へ行き相談してみるとよいでしょう。

高気圧酸素治療の流れ

家庭用などで使う酸素カプセルとは、好きな時に好きな場所に設定し、普段着で入ることができますが、高気圧酸素治療の場合は、病院で行い、衣服も静電気防止の専用服に着替えます。そしてこれを取り扱う、専門技士や看護師が事前に問診を行ってから開始します。治療にかかる時間はおおよそ一時間半となり、ゆっくり時間をかけて気圧を上げ下げしていきます。耳抜きが不安な方も、事前に教えてもらえるので安心です。

治療が終わった後にも問診をし、体に異常がない事を確認したら終わりとなります。流れとしてはいたって簡単なもので、カプセルも透明でできており、圧迫感を感じにくいつくりとなっています。一般的な酸素カプセルと違い、携帯電話などを持ち込むことができませんが、病院によってはテレビを見ることがきるそうなので、時間が過ぎるのもあっという間に感じそうですね。

高気圧酸素治療の効果と主に使われている症状

高気圧酸素治療が必要とされる病気とは、腸閉そくや脳梗塞、急性一酸化炭素中毒など多々あります。他には、突発性難聴や急性心筋梗塞、皮膚移植に対しても使われるようです。例えば、一酸化炭素中毒の場合、気圧圧縮された酸素を体内に増やしてあげる事で、低酸素血症を治すことが可能です。ガス壊疽の場合も同様で、細菌を抑えることができるという効果があります。

一見、酸素と関係のないような病気でも、高気圧酸素治療を医師から勧められる場合もあるようですし、もしご自身で受けてみたい場合はまずは医師に相談してみると良いかもしれません。しかしながら、その効果に関しては、他の薬品や治療と同じく、個人差があるようですが、続ける事で効果が期待できるようです。だいたい10回弱程度続けるようですが、たくさんの治療が必要であると医師が判断した場合には、30回近く行うこともあるようです。

高気圧酸素治療を受ける際の注意点

基本的に高気圧酸素治療で持ち込めるものとは、ほとんどないと思っていた方がいいです。理由はその酸素濃度の濃さにあるようです。カプセル又は室内はとても発火しやすい状態になっていますので、ライターなどはもちろんのこと、静電気を発する可能性のあるものや携帯電話などの電子機器の持ち込みは一切禁止されています。事前に持ち物検査をされる事もあるようです。

また、聞かれる場合がほとんどのようですが、酸素カプセル自体、入った事のない方や耳抜きができない方は、必ず技士か看護師に伝えておきましょう。整髪料や化粧品なども、意外と思われるかもしれませんが、禁止されているようです。オイルを含むため、カプセルに入る前に落とす必要があるようですので、特に女性の方は、帰り道、すっぴんであることに抵抗がある方は、マスクを持って行ったり、化粧品を持っていくと良いでしょう。

まとめ

高気圧酸素治療を受ける場合は、必ず医師や専門技士の診断が事前に必要となることが分かりました。基本的には一般的に利用されている酸素カプセルとは使い方は変わりはありませんが、その酸素濃度から持ち込めるものや着る衣服に制限がありますので、注意が必要です。この治療法は、様々な症状を改善することができるようです。注意点に関しては事前に説明が必ずありますし、専門の方がついていてくれますので、安心して治療を受ける事ができるはずです。