酸素カプセルの使用を控えたほうがいい人(その2)

酸素カプセルはただカプセルの中に入って時間を過ごすだけで、様々な健康に良い効果を得ることが出来ると言われています。その手軽さから老若男女と幅広い層が利用していますが、利用をすると逆に良くない影響がある危険性があるために、使用を控えたほうが良いとされる人もいます。いったいそれはどのような人なのか、なぜ控えるべきなのかについてまとめていますので自分や身近な人に当てはまらないかチェックしてみてください。

高血圧の人

酸素カプセルの中は、通常よりも高い酸素濃度となっていてより多くの酸素を身体の中に取り入れられるようになっています。それによって様々な健康効果が期待でき、その中には血圧に作用するということも挙げられます。まだ研究段階で、確実なことはわかってはいないのですが、血圧を調整する作用をしている中枢神経に働きかけたり、自律神経に働きかけるということがわかっています。

またヘモグロビンの働きを高める効果もありますので、これらの影響によって血圧を安定させようと働きかける効果もあるととされています。ですが、高血圧を患っている人は急激に血圧に変動があると危険に晒されてしまう可能性もあります。未だ確実に良い方向に影響を与えるということが分かっているわけではいないので、むやみに利用するのは危険と言えます。どうしても利用したい場合には必ず医師に相談をし、許可を得てから利用をするようにしましょう。

低血糖・インシュリン使用者

その他に酸素カプセルの利用をしないほうが良いとされているのが、低血糖の人やインシュリンの投与をしている人です。カプセルの中で通常よりも高い気圧で、酸素濃度の高い状態の中にいると、一時的にではありますが血流が良くなってインシュリンの効果が高まってしまいます。これによって体内のバランスが崩れて体調が悪化してしまうなどの危険性があると言われています。

また、有酸素運動をするのと同じ効果がありますので血液の中のブドウ糖をエネルギーとして使って血糖値を下げます。もともと低血糖の人や、インシュリンを投与している人にとっては血糖値が下がりすぎてしまうことになりますのでとても危険です。低血糖や糖尿病は一時的なものではありませんので、自分の判断で勝手に利用して病気が悪化したり危険な状態にならないように主治医の指示を仰ぐようにしましょう。

閉所恐怖症

体調や持病は何も無かったとしても、閉所恐怖症の人は利用することが出来ません。閉所恐怖症とは狭い空間に閉じ込められることや実際には閉じ込められていなくても同じような感覚になると、閉じ込められるかもしれないという恐怖を感じ、息が苦しくなったり泣き出してしまったりと正常な精神状態ではいられなくなってしまう症状のことです。

エレベーターや飛行機の中で恐怖を感じる人もいれば、部屋の隅に追いやられるだけでも恐怖を感じる人などその程度は人によって様々です。酸素カプセルは、カプセルの中の狭い空間に一人で入ることになります。薄暗い環境ですし、外から蓋を閉められることでより閉じ込められるという感覚に陥りやすいです。

何も発作の起こらない人もいますが、閉所恐怖症の方の多くは恐怖心を感じて苦しんでしまうことになります。そんな状態ではリラックスなど到底出来ませんし、危険も伴いますので利用は控えるべきです。

まとめ

酸素カプセルは健康を増進させたり、疲労を回復させることを目的として利用するものです。利用をするにあたって年齢や性別に制限はありませんので、どなたでも気軽に利用出来るものではありますが、持病を持っているひとや体調に問題のある人は利用が出来ません。通常の環境とは違った気圧や酸素濃度の中で時間を過ごすということは、身体には普段とは違った影響があります。

これが良い方向に働けば良いのですが、抱えている病気にとって良くない影響を及ぼしてしまうという危険性があるということを忘れてはいけません。心配な方は必ず主治医と相談をして、問題がないという判断を得てから利用をするようにしましょう。