香川選手などスポーツ選手が酸素カプセルを使う理由

香川選手やベッカム選手などアスリートにも使われている酸素カプセル。特にベッカム選手は、日韓ワールドカップ直前に骨折をして、出場が危ぶまれましたが、酸素カプセルのおかげか無事出場することが出来ました。そんな酸素カプセルですが、スポーツ選手が積極的に使っているということになにか理由があるのかもしれません。今回は、酸素カプセルの仕組みから、スポーツ選手が酸素カプセルを使う理由などをご紹介していきます。

酸素カプセルの仕組み

酸素カプセルは、もともと宇宙飛行士の健康管理や体力維持の目的で開発されました。酸素カプセルは、カプセル内を密閉し、加圧装置によって気圧を標準気圧(1.0)よりも上げていきます。通常、家庭用で使われている酸素カプセルの気圧は1.1~1.3気圧が多くなっています。医療用のものですと1.5気圧になるものもあります。酸素カプセルの中には、酸素濃縮機を備えているものもあり、この濃縮機によって、大気に含まれる酸素よりも高い割合の酸素を補充することが出来ます。次に酸素の種類と、体内にどのように取り込まれるのか見ていきます。

酸素の種類と取り込まれる仕組み

まず体内には、2種類の酸素があり、1つは結合型酸素と溶解型酸素です。結合型酸素は体内の97%を占め、赤血球中のヘモグロビンと結合します。この結合型酸素の弱点として、毛細血管を通して酸素を運ぶとき血流が悪くなっていると、取り込まれる酸素量が少なくなってしまうことです。一方溶解型酸素は、結合型酸素よりも小さいため、血液に溶け込み毛細血管を通りやすいのが特徴です。
体内に入った酸素は、2割が身体を動かすため、1割が食べ物を消化するため、残りが自立神経に費やされます。これ以外で酸素が必要な場合は、酸素不足になりやすくなります。体内に効率的に酸素を送るためには、結合型酸素ではなく、溶解型酸素が必要となってきますが、通常の呼吸では十分ではありません。それでは効率的に溶解型酸素を取り入れるためにはどうすれば良いかとスポーツ選手に酸素カプセルが使う理由を次に見ていきます。

スポーツ選手が酸素カプセルを使う理由

溶解型酸素を取り入れるためには酸素カプセルが有効です。酸素カプセルの理論は液体に溶解する気体の量に比例するという法則に基づいています。つまり1気圧より1.1気圧の方が酸素が増加するということです。例えば、ケガや病気をしている場合、普段より多くの酸素を必要としますが、通常の呼吸では十分に患部に酸素が行き届きません。酸素カプセルに入り、体内の酸素が増加すれば、細胞の隅々まで酸素を供給することが出来ます。
また、酸素が供給されることで新陳代謝が活発になり、頭がすっきりします。つまり体のコンディションニングに役立ちますので、スポーツ選手が酸素カプセルを使う理由となっているのでしょう。その他にも、カプセル内の気圧が高まることで血液中の酸素濃度が高まり、疲労回復効果が高まり、疲れにくくなります。これら、身体を疲れにくくし、コンディショニングに役立つためスポーツ選手が酸素カプセルを使う理由となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は酸素カプセルや酸素の仕組みからスポーツ選手が酸素カプセルを使う理由をご紹介しました。スポーツ選手だけでなく、私たち一般の人でも溶解型酸素を取り入れると、疲れにくい身体を作ることが出来ますので、ご興味がある方はぜひ酸素カプセルを利用してみはいかがでしょうか?